考える選手は試合に勝てることを知った。の巻

アラフォーになって約20年ぶりにテニスを始めた私、ジュンヤですが、
高校時代は3年間、ほぼ毎日、部活で汗を流していました。
今、大人になってテニススクールのレッスンを受けて感じること、
それは「高校時代のおれ、何にも考えずにテニスしていたなー」ということです。
そして、今思うことは考える選手ほど試合には勝てる!」これです。

高校時代の顧問と現在のスクールのコーチの違い

高校時代、県大会などの試合で私が考えていたことといえば、
「強打!」「エース!」「かっこいいとこ見せましょう!」
そんなことばかりでした。男の子ですねw
その結果、当時の試合での戦績はシングルス、ダブルスともに、
「くじ運が良ければ1〜2回戦勝てる時がある」、程度の凡庸な感じでした。

今は、初級者クラスの草トーナメントで決勝まで行ったこともあります。
我ながらすごい進歩です。

高校時代の顧問はボールを打つときの「フォーム」や「フットワーク」などの技術面を中心に教えてくれていたように思います。(20年も前なので記憶も曖昧ですがw)
今、私が通っているテニススクールでは「試合で勝つための考え方」をかなり理論的に教えてくれます。
フォームなどはそこまで細かく指導されません。

スクールで教わった「試合で勝つための考え方」
たくさんあるのですが、その中でも、
以下の3点を意識することで、試合に勝てるようになりました。

相手よりも先にミスをしない
威力<コントロール<確率

相手の弱点を分析して突く

強く打つことはそこまで大事ではなかったんです。
意識することで、初級の試合でそこそこ勝てるようになった上記3点のポイントを次で紹介します。
シングルスでも、ダブルスでも、共通する考え方です。

相手よりも先にミスをしない

当たり前のことのように思うかもしれませんが、ミスらなければ勝てます。
初級の試合の得点パターンは「ミス」がほとんどです。
スーパーショットでのエースや、見事に崩されて決められる、というような得点パターンはほぼありません。

私が草トーで決勝まで行った時は、
「とにかく繋ぎまくる!」「しょうもないミスだけはしない!」
これを意識して、どんなボールでもいいから一球でも多く返すことを徹底しました。
相手もまだ初級〜中級レベルの人達でしたから、繋ぎ続ければ「早く決めなければ!」と焦り出し、
無理な強打をしてミスしてくれる。
そんな粘り勝ちで、泥臭く勝利をもぎ取っていきました。

威力<コントロール<確率

①と重複する部分もありますが、「確率の高い方を選ぶ」ことが大切ということです。
どんなに速い球でも、コートに入らなければ何の意味もないのです!

例えば、サーブで言えば、ファーストサーブが入らない日ってありますよね?
それなら、確率を重視して、いつものセカンドサーブをファーストサーブとして扱い、
セカンドサーブをアンダーサーブで打つ、という確率重視のスタイルを徹底しました。
あんまりかっこよくないかもしれないですが、ダブルフォルトはタダで点を与えてることです。
バーンと打ち込んでエースを決めても、泥臭い粘り勝ちも、同じ1点だと意識しましょう。

そして、少し調子が良ければ、ただ返すだけではなく「コントロール」を意識して、
しっかり相手の取りにくそうなところを狙う、
もっと調子が良い日は、「威力」も出してみる、と行った具合で、
当日の調子と相談しながら上げていく、という形がベストです。
威力<コントロール<確率 どんな時もこの優先度は念頭に置いておきたいところです。

相手の弱点を分析して突く!

テニスの試合は自分だけでやるものではありません。
相手がいます。

よく、プロのアスリートが「自分のプレイをする」といったことを言いますが、
私のような初級クラスのプレイヤーは「自分のプレイ」なんて確立されていません。
あるのは、「フォアハンドがバックハンドよりは得意」「ボレーは苦手」「足はそこそこ速い」ということだけです。
まずは、自分ができること、苦手なことを明確にしておくこと。
そして、試合序盤で考えなければならないのは、「相手にも得意と苦手がある」ということです。
できるだけ早く、相手の弱点(苦手なところ)を見つけて、徹底的にそこを突くのです!
そのためには、試合序盤にしっかりと繋いで、相手にいろいろな球を打たせる機会を作る必要があります。
試合序盤は、分析の材料集めの時間と考えて、相手の特徴を見極めましょう。

そして、分析できたら、
例えば、足が遅い相手なら、ドロップショットや左右への振り分けを多く入れる、
バックハンドが苦手な相手なら、バックハンド集中攻撃、という具合に弱点を狙いまくるんです。
相手も同様にこちらの弱点を突いてくるでしょう。
そこは粘り強く、①②のポイントを意識して耐えるのです。

そうすればきっと勝機は見えてくるでしょう。

まとめ

相手よりも先にミスをしない
威力<コントロール<確率

相手の弱点を分析して突く

①②を基本としながら、③を組み合わせる、これが私が初級の試合で勝率をアップさせた方法です。
とにかく確率重視で繋ぐ、相手の弱点を分析し、自分の調子を考えて最適なショットを選択する。

ちょっとレベル高い相手に当たると、甘い球で繋いでるだけでは打ち込まれてしまいますが、
それは今後の課題として、ひとまずはしっかり初級で勝つ喜びを知って、
楽しいテニスライフを一歩一歩進んでいきましょう!

ジュンヤ🎾

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